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help リーダーに追加 RSS ドラマ「素晴らしきかな人生」。

<<   作成日時 : 2006/04/25 18:03   >>

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1993年、CX系木曜劇場。
野沢尚脚本。「夫婦三部作」の第二作目。

主人公に浅野温子、元亭主役に佐藤浩市、浅野温子のかつての恋人役に
田中健、そして田中健の弟役に織田裕二。十代半ば(?)のともさかりえも
主人公の娘役として出ています。そして忘れちゃいけないのが、
後半のキーパーソン、富田靖子。織田裕二の元カノ初音役を演じています。

3年位前まで、スカパーのフジテレビ721で繰り返し放送されてました。
野沢さんの恋愛ドラマで、ビデオ、シナリオ本、小説のどれも持ってないのは
本作品と『水曜日の情事』だけだなぁ。
『水曜日〜』の方は、リアルタイムで毎週見ていて、再放送の時に完全保存版を
作ろうと思ってたけど、結局再放送されないまま・・。

一方、本作品は、一度は保存版を作ったのですが、もう二度と見ることはない
と思って、上書きしちゃいました。今思えばもったいないことを。

そこから分かる通り、他の野沢ドラマと比してあまり思い入れはないです。
浅野温子と織田裕二という組み合わせが魅力的じゃないとか、織田裕二演じる
芝木というキャラが、ストーカーまがいでうっとうしい(笑)とか、いろいろ理由は
あります。
もちろん、そこはさすが野沢脚本、最初から最後まで飽きさせず、引き込まれる
創りにはなっています。

このドラマをご存知の誰もが話題にするのは、何と言っても富田靖子でしょう(笑)。
富田靖子演じる初音が、留守電に恨みのメッセージを残して、鉄道自殺を
図るクライマックス。そして最終回に亡霊として芝木の眼前に出てくる、
金色の瞳をした彼女の姿は、一度見たら忘れられない凄さがあります。

それから、この作品に出ているともさかりえは、未だ初々しくてあどけなさ
を残しているのも、今見ると新鮮。
後の『タブロイド』で、小憎らしいシングルマザーを演じているのを見たときは、
「こんな大人の役を演じるまでに成長したのね」と感慨深かった。
しかも、本作品では父親役の佐藤浩市が、『タブロイド』では恋人にも
なろうかという人間関係。何か見ちゃいけないものを見てしまった微妙な
心境でした(笑)。


次回に記事にする予定の『この愛に生きて』で詳細に述べようと思いますが、
この作品に野沢さんが込めた思いは、
「夫婦解体、家族解体に真の幸せがあるのではないか?」
という問いかけだそうです。

うーん。
難しいなぁ。
「夫婦三部作」でこの作品が一番思い入れのない理由も、作品に込められた
メッセージが私にとって理解できないからなのかも。

確かに本作品では、

高畑結女(浅野温子)×長沢邦夫(田中健) 二人の娘高畑遥(ともさかりえ)
結女(浅野温子)×穂坂新平(佐藤浩市) 娘遥(ともさかりえ)
結女(浅野温子)×芝木貢(織田裕二) 娘遥(ともさかりえ)

上記3家族はいずれも解体され、それぞれが別の道を歩んで、3年後に
遥の結婚式で再会するという形になります。

最終回を見終わって、カタルシスを得られず、何だか割り切れない気分に
なったのは、野沢さんの問いかけに対して、無意識のうちに否定的な
回答を見出していたからかな・・。





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